◇転居(引越し) |
引越し(ひっこし)は、人が生活する場所や活動する場所を他の場所へ移すこと、またその作業のことであります。「引っ越し」、「引越」とも書きます。住居、あるいは企業・団体の事業所などの移動がこれにあたります。古くは「宿替」(やどがえ)とも。
住居の引越しの手順
・引越しでは、次のような手続きがひつようとなります。
・引越し先の住居を探す。
・住居が決まったら、引越しについての計画を立て、必要ならば運送業者などに引越し作業の発注を行う。
・電気・ガス・水道・電話といったライフラインに関する手続きを行う。
近年では、インターネット接続回線の移転手続きが必要な場合もあります。
・引越しの日に本人たちは住居を移動し、家具・家電製品などの生活に必要な道具も新しい住居に移す。
・引越しの前後に、自治体への転出・転入届、その他契約している各種サービスの契約内容の変更を行う。
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◇お見舞い |
お見舞い(おみまい)とは、本来誰かを訪問することを示す日本語でありました。また、日本の古語では巡回すること、すなわち見回るという意味でも使用されていました。
現在の日本では一般的に災難や事故などによる怪我を負った人や病人のもとを訪れ慰める行為をさす言葉として使用されています。
単に「見舞い」といった場合には、怪我や病気などで病院に入院している人のところに訪問し慰める行為をいいます。
この際、お見舞い品を持っていくことも多いようです。
しかし、お見舞い品についてはさまざまな配慮が必要であります。
・病気の種類などによって、制限されるものに注意する事。お菓子などは禁止されることもあります。
・鉢植えは「寝付く」に結びつくため、タブーとされます。
・シクラメン・菊・椿・アジサイなどは不吉な連想を呼ぶため不適切とされます。
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◇厄年 |
厄年(やくどし)は、陰陽道で教宣されている、厄災が多く降りかかるとされる年齢のことであります。
一般的に男性と女性の厄年は異なり、大厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭う率が非常に高いので十分な警戒を要するとされており、語呂合わせでも男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々」に通じるようです。
いずれの厄年にもその前後1年間に前厄(厄の前兆が現れるとされる年)・後厄(厄のおそれが薄らいでいくとされる年)の期間があり、本厄と同様に注意すべきとされています。
また、地域や宗派などによっては61歳の還暦を男女共通で厄年とする場合もあります。
一般的には19歳、25歳は青春期に当たる事から、何事にも向こう見ずになりがちであり、それゆえ無茶に遭う事も多く、また33歳、42歳は青春期を過ぎ、中高年期への過渡期に当たる事から、人生のうちでも曲がり角でもあり、男性の場合は社会的にも責任が重くなり、それゆえ精神的・肉体的にも疲労などが多く、女性の場合は子育てあるいは主婦として非常に多忙な時期でもあり、いずれにしても体調や精神的に不安定になりやすいとされていいます。
そのため、不慮の事故やけが、病気なども起こりやすいとされているようです。
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◇長寿のお祝い |
61歳 |
還暦 |
かんれき |
還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ること。
本卦還り(ほんけがえり)ともいう。 |
華寿
華甲 |
かじゅ
かこう |
「華」が6つの「十」と「一」と分解できるため |
70歳 |
古希 |
こき |
唐の詩人杜甫の曲江詩「人生七十古来稀」に由来するという。「古稀」とも表記する。 |
77歳 |
喜寿 |
きじゅ |
「喜」の略字が七十七と分解できるため |
80歳 |
傘寿 |
さんじゅ |
「傘」の略字(?)が八十と分解できるため |
81歳 |
半寿 |
はんじゅ |
「半」の字が八十一と分解できるため |
盤寿 |
ばんじゅ |
将棋の盤が 九×九 = 八十一
マスあることから |
88歳 |
米寿 |
べいじゅ |
「米」の字が八十八と分解できるため |
90歳 |
卒寿 |
そつじゅ |
「卒」の略字(卆)が九十と分解できるため |
95歳 |
珍寿 |
ちんじゅ |
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99歳 |
白寿 |
はくじゅ |
「百」の字から一をとると白になる事から |
100歳 |
百寿
紀寿 |
ひゃくじゅ
きじゅ |
(ももじゅ)
1世紀 = 100年から |
100歳以上毎年 |
上寿 |
じょうじゅ |
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108歳 |
茶寿 |
ちゃじゅ |
「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」と分解できるため |
不枠 |
ふわく |
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111歳 |
皇寿 |
こうじゅ |
「皇」の字を分解すると「白
(=99)、一、十、一」と分解できるため |
川寿 |
せんじゅ |
「川」が111と読めるため |
111歳以上
112歳以上
120歳以上 |
珍寿 |
ちんじゅ |
これほどの長寿は珍しい事から |
119歳 |
頑寿 |
がんじゅ |
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120歳 |
昔寿 |
せきじゅ |
「昔」の字を分解すると「廿
(=20) + 百」 |
大還暦 |
だいかんれき |
2回目の還暦を迎えたことになるため。
かつての長寿世界一泉重千代を讃えるために作られた言葉。 |
182歳 |
天寿 |
てんじゅ |
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