『人生の歳時記』は、年中行事や冠婚葬祭の中から、参考になると思われる事柄を紹介しております!
雛祭り(ひなまつり)は、女の子のすこやかな成長を祈る年中行事で、「雛あそび(ひなあそび/ひいなあそび)」ともいいます!
日本では和暦(太陰太陽暦)の3月の節句(上巳)である3月3日(現在の4月頃)に行われていましたが、明治6年(1873年)1月1日の改暦以後はグレゴリオ暦(新暦)の3月3日行なうのが一般的であります!( しかし一部では引き続き旧暦の3月3日に祝われております!)
なお、旧暦では桃の花が咲く季節になるため桃の節句となりました!
男雛と女雛を中心とする人形を飾り、桃の花を飾って、白酒などの飲食を楽しむ節句祭りで、関東と関西では、男雛と女雛の並ぶ位置は逆になっているようです!
(なお、本来「内裏雛」とは雛人形の男雛と女雛の一対を指しますが、男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼ぶ誤りは一般化しているようです!正しくは、三人官女以下のその他大勢の随臣、従者人形を「お雛様」というようです!)